新入職員のみなさん
ようこそ自治体職場へ
自治体で働き始めたみなさん、こんにちは。私たちは、千葉県内の自治体職員(公務員)や自治体関連の職場で働く労働者で組織する労働組合です。
住民のために働く仲間として、皆さんを歓迎いたします。一緒に頑張っていきましょう。
自治体職員は、全体の奉仕者であり、働いて給料を得て生活する一人の労働者でもあります。労働組合が必要なのは、働き続ける上で様々な困難が存在し、それに一人で立ち向かうには限界があるからです。
もちろん、人によっては、個人の様々な資源を動員して対処することは可能でしょう。でも、個人的な対応では、問題を生み出す仕組みそのものを変えることは難しく、多くの場合、原因は温存されたままになってしまいます。そして別の誰かがまた同じ困難に直面することになるかもしれません。
だから、「働く上での誰かの困難は、みんなにとっての問題」という認識にたって、労働組合に集まり力を合わせ解決していくことが必要なのです。制度的にも保障されている労働組合があれば、職場環境の改善に継続的にとりくむことが可能になります。
とはいえ、すぐに劇的に問題が解決するということは、なかなかありません。それでも、私たちの先輩が頑張って現在の労働条件を一つずつ勝ち取ってきたように、私たちも少しずつでも状況を改善させていくことができます。また、なかなか効果が見えにくいのですが、職場に労働組合があり機能していることで、さまざまな労働条件の悪化を食い止めてもいます。