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一人でも入れる自治体一般労組 会計年度任用職員の保育士の労働相談

自治体一般労組とは

千葉自治体一般労働組合は、千葉県内の自治体関係の職場で働く労働者が一人でも加入できる労働組合です。

職場が自治体の直営か委託かを問わず、労働者の雇用が正規か非正規かを問わず加入でき、労働組合としての権利を活かして、職場の問題を解決していくことができます。

会計年度任用職員の保育士(Aさん)からの相談 ~不適切保育とパワハラ~

2022年4月、県内B市の公立保育所で働く会計年度任用職員の保育士のAさんから、職場のパワハラ問題で労働相談がありました。

保育所での不適切な保育について改善させようと積極的に職場で発言したり所長や担当課に相談をしたAさんに対し、所長がパワハラを行っているということでした。

7月に入ってAさんは心労により体調を崩し、休職に追い込まれてしまいました。

謝罪させ、未払いの時間外手当などを支給させる

自治体一般労組では、Aさんに組合に加入していただき、1年半にわたり断続的にB市と交渉や懇談を行い、ハラスメントの根絶と保育内容の改善に取り組んできました。

その結果、残念ながらパワハラ行為を認定させるには至りませんでしたが、総務課長から、本人への謝罪と、Aさんの意見を今後の保育行政に生かしていく旨の回答が示されました。

また、この間の取り組みの中で、昼休み休憩時間が取れないことに対する時間外手当や保育時間前の就労に対する時間外手当について、2023年3月に当局調査による未払いも含め完全支給をさせることができました。

この度、自治体一般一般として、

ハラスメントの根絶と保育行政向上に向けた取り組みについて(声明)と、
B市に対する改善申し入れ書を出しました。

 

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